blog

Mai Little AlienのHPをリニューアルしました。スマホ&タブレットに対応するようになりました。

ねんどーるのヘアパーツを作ろう(前髪)バブちゃん編⑦

こんにちは、今日はねんどろいどのヘアパーツの前髪を作ります🫡

まず、資料↓

この子のヘアパーツを作っていきます。

ヘアパーツのデザイン↓

デザイン画の起こし方は、こちらから。

https://www.mailittlealien.com/blog/custom-nendo-design-process

今回はタミヤのエポキシ造形パテ(高密度タイプ)を使ってみようと思います。

箱の中↓

その他、必要な道具はこちらを読んでね。

https://www.mailittlealien.com/blog/2026/5/tools-for-custom-nendoroid

ちなみに開封したパテは、こんな風にジップロックを2重にして保管します。これで1年くらい使えます↓

↓その日、使う分を小分けして、密閉性の高い容器に入れています。

一度に混ぜるのは、その時使う分だけ。指にちょこんと乗るくらい。

(主剤と硬化剤を同じ分量を混ぜ合わせます)

では始めましょう〜!

まず、造形用のヘッドを用意します。

造形用ヘッドの準備の仕方はこちら。

https://www.mailittlealien.com/blog/custom-nendoroid-preparations

↓油性ペンで、おでこのアーチを描きます。線の位置だとちょっと高すぎたので、これより低めに描いてください。

前髪を、大体この辺りかな〜というところに描いていきます。

作りながら調整するので、大体で大丈夫です。

横の方も描きます。

分割線にはみ出ている部分も描きます(デザイン画のハウツー参照

はみ出しは5mm以内に。

ここで一旦おでこパーツを外して、

お顔と後頭部の、マスキングテープを貼ったところに、ハンドクリームを塗ります。

手袋をします。

手袋の上からも、ハンドクリームを塗ります。写真の分量くらい。

造形に入ります。

まずは前髪の立ち上がりから。

大体の形を盛り付けてから、シリコンスパチュラで整えます。

指やスパチュラで整えながら、矢印の部分ができました。

ここは後から削るのが難しいので、できるだけ綺麗に作ります。

次は、さっき作ったところを触らないように気をつけながら、サイドのおくれ髪を作ります。前髪の下にちょこんと見えているところです。

ここは、耳にかかる部分なので、耳につながるように意識して。

次に、向かって左のもみあげを作ります。

ここは全体ができた時に、調整するので、ざっくり作っておきます。

反対側の立ち上がりも作ります。

はい、今日はここまでです。一旦硬化させましょう。

ここからDay2🫡

しっかり固まったのを確認してから、外してみます。

壊さないようにそ〜っと剥がします。

難しい場合はテープをちぎりながら剥がします。

剥がれたら、またハンドクリームを塗り直して、

前髪の大きい部分を盛り付けます。

ここはパテを多めに。

3〜4時間、硬化させます。パテが少し足りなかったので、継ぎ足します。

継ぎ足すときは、表面を削ると、食いつきが良くなります。

ボリューミーにできました。

次は、立ち上がりの部分から、おくれている毛を作ります。

ここも、乗せるところを削ってから、乗せます。

続けて、前髪の盛り上がっている部分の、洞窟になっているところを作ります。

今日はここまで。一旦硬化させます。

ここからDay3

昨日と同じように剥がします。ハンドクリームも忘れずに。

前髪の触覚の部分を作ります。

ここはワイヤーを入れて補強。

この部分の作り方は、こちらに🫡

https://www.mailittlealien.com/blog/custom-nendoroid-tutorial-wire-in-hair

ワイヤーが入ったら、反対側のサイドのヘアをたっぷり盛ります。

今日はここまで。

Day4。

今日も剥がすところから始めます。

前髪の盛り上がりを作ります。

大きく盛って、足りない所に足して、盛り過ぎた部分は削いで、

少しづつ整えていきます。

今日はここまででOKです🫡

一旦硬化させましょう。

Day5

反対側を作っていきます。

ここは後から調整する予定なので、ひとまず薄めに盛ります。

3~4時間ほど硬化させてから、前髪のおくれ毛を作ります。

↓ここはデザイン画にない部分ですが、前から見たときに

ディテールが足りなかったので、もう一本追加しました。

今日はここまでです。一旦休憩です。

Day6。

前髪のまとまりをよくするために、この部分にパテを足すことにしました。

いい感じにまとまってきました。

サイドの、内巻きに跳ねている毛を作ります。

この時、パテが重力で伸びてしまわないように、マステでストッパーを作ったり、

他の箇所にくっつかないように、保護してから硬化させます。

反対側も作ります。

磨いて整えて、一旦ここで完成です。

この後、後ろ髪を作ります。全体ができた時に、細かい部分を調整するので、小さい傷とかはこの段階では気にせずに。

後編に続く🫡


後日談:

ヘアパーツを10日くらい放置した後、パテが引けて少し縮みました(水分が抜けた分、小さくなります。よくある現象です)

そのため、はめ込みが少しキツくなりまして、内側を削ることにしました。

ここの部分です↓ 後ろから見たところ

精密ナイフで内側を削ります↓

この後、この部分が薄くなってしまったので、パテを少し追加しました。

はめ込むところは負荷がかかりやすく、割れやすいので、できるだけ厚めに作っておきます。

バランスを見つつ、盛り足していき、まあるくふんわりした形に。

だんだん可愛らしくなってきたと思います。

後半に続く🫡

ねんどーるのお顔を描こう・筆入れ・バブちゃん編⑤

今日はねんどーるのお顔の筆入れを説明します。

と、その前に使う道具を軽く説明します。

↑の画像の質問にも答えていきたいと思います。


ジェッソ
Maiさん流の面相(アイぺ)はジェッソを使って、下地を作ります。

ジェッソとは、キャンバスや木材にアクリル絵の具が吸い込まれないように、下地として塗るものです。

そのほか、絵の具の食いつきをよくしたり、発色を良くしたり、鉛筆線を隠すなどの役割もあります。

また、ツルツルしていて絵の具を弾いてしまう素材にも、ジェッソを塗ることで、塗装できる場合があります。

ジェッソは定番の白のほか、黒、透明、カラーバージョンや、砂のようにざらざらしているものもあります。

ねんどろいどの面相には定番の白を使います。

アクリル絵の具

水で薄めることができる水性塗料ですが、乾燥すると膜のようになります。

アクリル絵の具はいろんなメーカーから発売されています。

Golden, Liquitex, Windsor and Newtonなど、他にも沢山あります。

メーカーによりそれぞれ特徴があるので、いくつか試して、好みを見つける必要があります。

あくまで個人的な感想ですが、Golden は癖つよ、リキテックスはバランス系、Windsor & Newton は薄めです。

Goldenは原材料の配合を重視しているため、色ごとに発色も、塗り心地も、値段もバラバラです。

そのため、色ごとに塗り心地が異なります。

そのかわり、カラーのラインナップが個性的で、他のメーカーにはない色が沢山あります。

コッテリした塗り心地と、鮮やかな発色が特徴です。

リキテックスは日本でもお馴染みで、小さいチューブでも買えるのが嬉しいです。

お値段もGoldenより買いやすく、色のラインナップも豊富です。

どの色もバランスが良く、使いやすいと思います。

Windsor & Newton 社はカラーラインナップが綺麗で、お値段も控えめですが、

濃度が薄いと感じました。

薄いとムラになりやすいため、初心者の方は綺麗に塗るのが難しいと思います。

そして、塗料の話になるとよく聞く「隠蔽力」ですが、

これはどういうものかというと、単純に下の色を隠せるか、ということです。

透明度と言えばわかりやすいでしょうか?

↓矢印のところを見てください。

同じような色でも、隠蔽力がこれだけ違います。

基本、隠蔽力が強い色は、ムラにならないので塗りやすく、隠蔽力が弱いものは、重ね塗りや、木目など、素材を生かしたいときに使います。

あと、隠蔽力が弱い色には、チタンホワイトを混ぜることで、隠蔽力を上げることもできます。

チタンホワイトは白の中で最も隠蔽力が高く、ジェッソの素にもなっています。これをジェッソがわりに使う人もいます。

白い絵の具はどのメーカーも複数出していますが、できるだけチタンホワイトを選んでください。色んなところで役に立つと思います。

*私は昔、絵を描いていたため大きい絵の具を沢山持っていますが、ねんどろいどの場合はちょっとしか使わないので、小さいチューブで充分です。

ウォーターパレット

正式名称はMasterson’s STA-WET HANDY PALLETEです。

ペーパーパレットの下に、濡れたスポンジを入れて使います。

Mastersonのウォーターパレットは、スポンジと専用ペーパーを、お湯に15分ほど浸してからセットします。

このお湯煎をすると、絵の具が乾燥しにくくなるので、1ヶ月半くらい使えます。

スポンジが乾いてきたら、その都度、ペーパーの角を持ち上げて、水を足します。

長期プロジェクトの時や、週末しか作業ができない方は、普通のパレットより使いやすいと思います。

ペーパーとスポンジは洗って使えます。ペーパーは2、3回、スポンジは何年も使えます。

面相筆

筆もいろんなメーカーから出ていますが

一本1000〜1500円くらいのものを買うと、ハズレがないです。

私は造形村の筆をずっとリピ買いしていましたが、最近はファレホやクレオスも使っています。

パレットナイフ

絵の具を混ぜる時に使います。

つい筆で混ぜてしまいがちですが、面相筆は細いので痛んでしまいます。

経年劣化で分離してしまった絵の具も、パレットナイフで練り直すことが出来ます。

薄め液&綿棒

薄め液をニードルスポイトに入れて使います。

綿棒の先にちょこっとつけて、はみ出しを修正するときに使います。

薄め液はこのまま保管できます。

グロスバーニッシュ

グロスには、絵の具に混ぜて使うものと、上から塗るものがあり、

混ぜて使うものをメディウムと呼び、上から塗るものをバーニッシュと呼びます。

ねんどろいどの瞳をウルウルさせたい時は、仕上げにバーニッシュを塗ります。

これら以外にも筆を洗うバケツや、筆立てなどを使います。

必要に応じて増やしていくと良いです。


では早速塗ってみましょー!

↓このバブちゃんを、ねんどろいどっぽく描いていこうと思います。

シャーペンで下描きをします。

下描きの方法はこちらから→https://www.mailittlealien.com/blog/2026/5/custom-nendoroid-face-design-application

ジェッソを薄く溶いて、眼球を塗りつぶします。

ムラになっても問題ありません。塗り忘れがないように、塗ってください。

左右線対象になるように、塗りながら整えます。

ついでにお口の中も塗ります。

次に、ジェッソに紫のアクリル絵の具を混ぜて、薄紫のジェッソを作ります。

完成の色より、薄めの色にします。

瞳のラインと、眉毛と、お口を描き込みます。

次はジェッソに茶色を混ぜて、薄茶のジェッソを作ります。

瞼の二重線を描きます。

ちょっと濃くなってしまいましたが、このまま進めます💦

次に、眼球を塗ります。

眼球は白ではなく、薄灰や、薄水色を塗ります。キャラデザによって色味を調整します。

バブちゃんはクリームっぽい色にしています。

次に、瞼のドロップシャドウを塗ります。

通常、薄灰か水色の場合が多いですが、ここではピンクです(バブちゃんは不思議な色彩なのです)

ついでにお口も塗りましょう

次に瞳の虹彩を塗ります。

オレンジを薄く溶いて、線対称になるように、塗ります。

2〜3度、ムラがなくなるまで、重ね塗りします。

次に、水晶体の反射を描き込みます。瞳に立体感を出します。

オレンジに茶色を少し混ぜて、濃いオレンジを作ります。

これを虹彩の淵に塗って、立体感を出していきます。

さらに茶色を混ぜて、瞼のドロップシャドウを描き込みます。

ピンクのドロップシャドウと繋がるように塗ると、自然に見えます。

ちょっと濃すぎたかな〜と言うくらいがちょうどいいです。

次に、瞳孔の位置を決めます。

小さく描いてみます。

左右の様子を見ながら、広げていきます。

虹彩のディテールを描き込みます。

この場合はお星様。

薄めに描いて、位置を決めます。

位置が決まったら、しっかり描き込みます。

ここへきて、やっぱり二重線が気になってきたので、剥がして、白いジェッソで塗り直しました💦

ほそ〜く、うす〜く、描く直しました。

次に、瞳の線を入れていきます。

まず、得意な方をサッと描いてみます。

左右のバランスを見ながら、太くしていきます。

眉毛とお口も描いていきます。

眉毛は、絵の具をしゃぶしゃぶに溶いて、ジェッソに吸わせるように塗っていきます。

何度か重ねます。

はみ出したら、綿棒と薄め液でその都度修正します。

二重線にも同じように絵の具を吸わせます。

ドロップシャドウの境目が目立っていたので、

シャドウの色を水で薄めて、境界線をぼかすように塗り重ねます。

これでグラデーションぽくなります。

左右のバランスを見ながら、直したいところを直し、

最後に瞳のハイライトを入れます(チタンホワイト)

これでひとまず完成です。

このあと、絵の具を完全に乾かします(24時間くらい)

筆痕が気になる場合は、艶消しスプレーを吹きます。

気にならない場合は必要ありません。

瞳をウルウルさせたい時は、仕上げにグロスを塗ります。

グロスの希釈は取説に従ってください。

↓この方法で3つほど描いてみました。どれがいいかな?

豆知識:

人間のお顔を描く場合、お顔に使う色の中で、一番濃い色が瞳の瞳孔で、一番明るい色が瞳のハイライトです。

ですが、アニメキャラは人間とは違うので、キャラをよくみて、色を再現してください。

基本「お顔に使う白」は「ハイライトだけ」と、覚えておくと間違いないです。


では、お顔ができたので、次はヘアパーツの造形です!

お顔は安全なところに保管しておいてくださいね♪